初版発行日 2006年7月25日
発行出版社 実業之日本社
スタイル 短編集
私の評価
山陽、山陰。中国地方が舞台の短編集!
あらすじ
1.再婚旅行殺人事件
短編集「哀愁のミステリー・トレイン」に収録。下記を参照↓↓
2.十津川警部「いたち」を追う
短編集「十津川警部の標的」に収録。下記を参照↓↓
→「十津川警部の標的」
3.潮風にのせた死の便り
短編集「日本海からの殺意の風ー寝台特急「出雲」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓
4.マスカットの証言
新日本商会の総務部長・小田信威が東京駅のトイレで死体となって発見された。背広のポケットからマスカットが三枚みつかった。小田は岡山支店へ出張していたことを知った十津川は、岡山に向かう。
5.関門三六〇〇メートル
短編集「特急「おき3号」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓
→「特急「おき3号」殺人事件」
小説に登場した舞台
1.再婚旅行殺人事件
短編集「哀愁のミステリー・トレイン」に収録。下記を参照↓↓
2.十津川警部「いたち」を追う
短編集「十津川警部の標的」に収録。下記を参照↓↓
→「十津川警部の標的」
3.潮風にのせた死の便り
短編集「日本海からの殺意の風ー寝台特急「出雲」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓
4.マスカットの証言
- 東京駅(東京都千代田区)
- 岡山駅(岡山県岡山市北区)
5.関門三六〇〇メートル
短編集「特急「おき3号」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓
→「特急「おき3号」殺人事件」
登場人物
1.再婚旅行殺人事件
短編集「哀愁のミステリー・トレイン」に収録。下記を参照↓↓
2.十津川警部「いたち」を追う
短編集「十津川警部の標的」に収録。下記を参照↓↓
→「十津川警部の標的」
3.潮風にのせた死の便り
短編集「日本海からの殺意の風ー寝台特急「出雲」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓
4.マスカットの証言
- 十津川省三:
警視庁捜査一課の警部。主人公。 - 亀井定雄:
警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の相棒。 - 十津川直子:
十津川警部の妻。 - 小田信威:
51歳。新日本商会の総務部長。東京駅のトイレで死体となって発見された。 - 木下:
新日本商会の人事部長。 - 小田冴子:
小田信威の妻。 - 高島:
新日本商会岡山支店の支店長。 - 秋山:
岡山駅の助役。
5.関門三六〇〇メートル
短編集「特急「おき3号」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓
→「特急「おき3号」殺人事件」
感想
本作は、山陽と山陰が舞台となった5つの作品が収録された短編集である。
4作目の「マスカットの証言」は、30ページ程度の短い作品ながらも、十津川の妻・直子が岡山で買ってきたマスカットが事件のフラグになっており、その後の、時刻表トリックの解明、同期の解明と、しっかりミステリー要素が含まれた秀作だったと思う。
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