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十津川警部【祭りシリーズ】おすすめランキング!

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十津川警部シリーズで2000年代に刊行された「祭りシリーズ」。次の7作品があります。

  1. 「祭りの果て、郡上八幡」(2001年刊行)
  2. 「風の殺意・おわら風の盆」(2002年刊行)
  3. 「祭ジャック・京都祇園祭」(2003年刊行)
  4. 「鎌倉・流鏑馬神事の殺人」(2004年刊行)
  5. 「青森ねぶた殺人事件」(2005年刊行)
  6. 「十津川警部 海峡をわたる」(2006年刊行)
  7. 「奇跡の果て 鍋かむり祭の殺人」(2008年刊行)

この祭りシリーズの中で、どの作品が面白いのか?

今回は十津川警部シリーズを500作以上読んだわたしがおすすめする、祭りシリーズおすすめランキングを紹介します。

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7位:青森ねぶた殺人事件

<あらすじ>
五月のある日、東京の下町にある民族楽器の製作所に、青森ねぶた祭りに使われる大太鼓が修理のために送られてきた。いざ担当者が修理にかかろうとしたところ、なんと大太鼓の中から藁くずにまみれた女性の死体が発見された!やがて犯人として捕まった青年は太鼓の中に死体を入れたことまでは認めるが……。
私の評価2.7
 

ミステリーとしては、最後に大どんでん返しがあり、裁判の行方も見応えがありました。が、ねぶた祭りの描写がほとんどないのが残念。ねぶた祭りを舞台にした殺人事件ではなく、「ねぶた祭りに使う大太鼓の中で死体が発見された事件」です。

「青森ねぶた殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「青森ねぶた殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

6位:奇跡の果て 鍋かむり祭の殺人

<あらすじ>
人気女優の吉川香里が六本木のホテルの一室で殺された。死体の顔の部分には鉄製の鍋がかぶせられていた。それに次いでクラブのママ・石黒和子が殺され、彼女の顔には今度は紙製の釜がかぶせられていた。さらには結婚式を翌日に控えた浅野由香里が深夜、多摩川べりで殺され、現場には奇妙な和歌が書かれた紙が残されていた。ここに至って十津川は、米原市の筑摩神社で行われる「鍋冠祭り」がこの事件と何らかの関連があると、現地に赴く。やがて見えてきた犯人の恐るべき殺人の動機とは!?
私の評価3.5
 

鍋冠祭りの紹介や説明があり、祭りが行われる筑摩神社も登場したが、お祭りの雰囲気があまり感じられないのが残念。鍋冠り祭りのしきたりを模した殺人事件だったというのが正直な感想。

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「奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

5位:祭ジャック・京都祇園祭

<あらすじ>
「祇園祭を爆破する」ー。手紙は十津川警部を陥れる罠だった。京都に向かった十津川を待ち受ける犯人の?計。警部は爆破犯に仕立てられ京都府警に捕まり、直子夫人までが誘拐される。絶体絶命の窮地にたたされた十津川警部。犯人の異常な悪意の裏には何があるのか?

私の評価3.5

京都の魅力、祇園祭の魅力をこれでもかというくらい語り尽くした作品。老獪な犯人に連戦連敗した十津川警部の”怒り”の感情も読み応えがあります。

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「祭ジャック・京都祇園祭」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「祭ジャック・京都祇園祭」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。
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4位:十津川警部 海峡をわたる 春香伝物語

<あらすじ>
二年前から祭りの最中に、若い女性ばかりを殺害する連続殺人事件が起きていた。犯人は『蒼き狩人』と名乗り、捜査陣を翻弄する。そして新たな殺人を予告する挑戦状を警視庁に送りつけてきた!十津川たちは必死の捜査の末、次の殺人が韓国南原ナムウォン市で開催される『春香祭チュニャンジェ』で実行されると推理し、韓国へ飛ぶが……。

私の評価3.9

韓国が舞台で春香祭をテーマにした作品。春香祭を知っている方、韓国に興味がある方にはすごく楽しめる作品です。ミステリー作品としても秀逸!

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十津川警部「海峡をわたる 春香伝物語」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

3位:祭りの果て、郡上八幡

<あらすじ>
ダムの底から発見されたカメラマンとミス・郡上八幡の死体。男性の衣服からは覚醒剤が見つかり、しかも彼は現・警視総監の息子だった。十津川警部の必死の捜査により、事件は4年前の連続女性殺人事件へと繋がってゆく。

私の評価4.0

旅情とミステリーの塩梅がほどよい良作です。<陰惨><怨念>といった言葉がぴったりな犯人の異常性が印象的です。

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「祭りの果て、郡上八幡」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部シリーズ「祭りの果て、郡上八幡」の感想レビュー、舞台、あらすじ、登場人物について紹介しています。

2位:鎌倉・流鏑馬やぶさめ神事の殺人

<あらすじ>
京都の旅館で中年女性が殺され、その知人が東京で殺された。双方の現場に残されていた「陰陽おんみょう」の墨文字。連続殺人の狙いは何か?容疑者には、鉄壁にアリバイがある。そして、容疑者が参加した鎌倉・鶴岡八幡宮つるがおかはちまんぐう流鏑馬神事やぶさめしんじで、「陰陽」のかけ声とともに起る驚くべき事件。

私の評価4.1

流鏑馬、十王思想の歴史や風習について詳しく解説されている歴史学習型ミステリー。犯罪と法律とモラルの意味を読者に問いかけるメッセージ性の強い作品です。

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「鎌倉・流鏑馬神事の殺人」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「鎌倉・流鏑馬神事の殺人」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

1位:風の殺意・おわら風の盆

<あらすじ>
カメラマンの田村は、謎の失踪を遂げた恋人の行方を追う中で、一枚の写真を発見した。そこには富山県八尾町で毎年行われる「おわら風の盆」で踊る彼女の姿があった。撮影者を探す田村。しかしその写真を撮った三浦は沖縄で殺されていた!三浦殺しを捜査する十津川警部はその過程で田村に出会う。十津川と田村はやがて三年前に起きた八尾町の悲しい殺人事件の秘密に行き当たる。沖縄と八尾の二つの殺人事件に関連はあるのか?

私の評価4.3

祭りシリーズの最高傑作!八百町が舞台の「おわら風の盆」の描写が哀愁たっぷりに描かれています。作品全体に漂う妖しさが秀逸。緊張感も最後まで続き、終盤まで飽きることなく楽しめました。

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「風の殺意・おわら風の盆」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「風の殺意・おわら風の盆」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

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