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十津川警部【駅シリーズ】おすすめランキング!

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十津川警部の駅シリーズは次の9作品。

  1. 「東京駅殺人事件」(1984年刊行)
  2. 「上野駅殺人事件」(1985年刊行)
  3. 「函館駅殺人事件」(1986年刊行)
  4. 「西鹿児島駅殺人事件」(1987年刊行)
  5. 「札幌駅殺人事件」(1988年刊行)
  6. 「長崎駅殺人事件」(1991年刊行)
  7. 「仙台駅殺人事件」(1995年刊行)
  8. 「京都駅殺人事件」(2000年刊行)
  9. 「新・東京駅殺人事件」(2014年刊行)

北は札幌から南は鹿児島まで。全国各地の主要駅が舞台になった駅シリーズは、十津川警部作品の中でも人気のあるシリーズの一つですよね。

そこで今回は十津川警部シリーズを500作以上読んだわたしがおすすめする、駅シリーズおすすめランキングを紹介します。

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9位:京都駅殺人事件

<あらすじ>
東京の浪人生・橋本眞人の部屋で同級生の撲殺死体が見つかった。時限爆弾を作っていたらしい橋本の行方を追う十津川警部は、京都駅爆破を予告する脅迫状が届いたことを知り、京都へ向かう。「自分たちで新しい駅舎を破壊しろ」という要求の真意を測りかねているとき、京都駅3番ホームで爆発が起きた!脅迫犯人の真の目的は何か!?

私の評価3.6

”京都駅を人質にとった”脅迫事件という異色の作品。京都駅・新駅舎のデザインに対する西村京太郎先生の批評(批判?)がおもしろい。

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「京都駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「京都駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

8位:東京駅殺人事件

<あらすじ>
東京駅の駅長室に爆破予告の脅迫電話がかかってきた。乗降客を人質にとった犯人の要求は一億円。受け渡し場所となった「踊り子号」には巧妙な罠が仕掛けられ、まんまと現金を奪われてしまう。そして犯人からはさらに一億円を要求する電話が……。

私の評価3.6

一見、関係なさそうな3つの事件が一つの線でつながっていく、ミステリーの王道作品。東京駅をひとつの街としてとらえた視点が秀逸です。

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「東京駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「東京駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

7位:新・東京駅殺人事件

<あらすじ>
修復されて美しく生まれ変わった東京駅と東京ステーションホテル。一人の新人作家がここに滞在し、鉄道ミステリーの構想を練っていた。その部屋から見下ろせるコンコースで、人待ち顔で佇んでいた女性が、深夜に謎の死を遂げた。さらに駅で開かれるコンサート「エキコン」に爆破するとの脅迫電話が!

私の評価3.7

静かな序盤&中盤と一気に盛り上がるクライマックスのギャップにしびれる秀作。西村京太郎先生が実際に東京駅ステーションホテルに宿泊して描かれた作品です。

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「新・東京駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部シリーズ「新・東京駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

6位:長崎駅殺人事件

<あらすじ>
世界的巨大テロ組織「世界革命党WRP」から警視庁に脅迫状がとどいた。「ヘイズが来日すれば必ず殺す!」しかし、イギリスの流行作家Vビクトリア・ヘイズは警告を無視し、ノブコ夫人と来日。同行したSスコットランド・ヤードの辣腕刑事と十津川警部は、捜査方針で対立しながらも必死に警護にあたるが、寝台特急「さくら」で夫人が誘拐された!長崎駅で待ち受ける緊迫と戦慄せんりつの一瞬!?

私の評価3.8

あっと驚く壮大なトリックがすばらしい作品です。異国情緒あふれる長崎と、歴史としての”ナガサキ”の違いを考えさせられる、奥深さもあります。

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「長崎駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「長崎駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

5位:上野駅殺人事件

<あらすじ>
また浮浪者が殺された!上の駅周辺での三人目の被害者だった。いずれも青酸中毒死。十津川警部、亀井刑事らは対策に苦しむ。そして「八千万円を用意せよ K」との脅迫状が駅長のもとへ!金銭授受の一瞬に逮捕を賭けた十津川はその要求をのんだ。が、上野駅構内の盲点をまんまとつかれ、犯人は逃走。新幹線開通の日を迎え、事態は白熱する!

私の評価4.0

上野駅がもつ独特な魅力をミステリーの側面から描いた意欲作。大規模改装前の古き良き上野駅の姿に、懐かしさを覚える作品でもあります。

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「上野駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「上野駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

4位:仙台駅殺人事件

<あらすじ>
仙台駅ホームには、毎年12月1日正午、和服姿の謎の美女が佇む。彼女は高級クラブ「綾」のママ・早坂みゆき。原宿で起きた殺人事件の容疑者で、仙台駅では1千万円もの大金をゆすられつづけていた。みゆきを追跡する十津川警部と亀井刑事は、仙台駅に網を張るが、何者かに発煙筒で妨害され、失敗。新たな殺人が……!?十津川の前に明かされる意外な真実とは?

私の評価4.2

仙台駅の緻密な描写と圧倒的な人間ドラマにしびれる良作です。運命に翻弄された一人の女性を描き、彼女の心の痛みが胸に響きます。魂が揺さぶられた作品。

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「仙台駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
1995年に刊行された十津川警部シリーズ「仙台駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、あらすじ、登場人物を紹介しています。

3位:札幌駅殺人事件

<あらすじ>
午後七時に札幌にいた男が、函館駅17時12分発の特急「北斗13号」に乗ることができるか?午後九時すぎ、札幌駅に到着した同列車内で刺殺された私立探停石本功は、まさにこのケースだった。石本は不倫で駆け落ちしたエリート社員とOLを尾行していた。

私の評価4.3

物語の前半と後半で人物の印象が180度変わる心理的トリックを駆使した作品です。”男女の美しい愛”だったはずが、実は……味方も敵もすべて逆転する、大どんでん返しに酔いしれました。

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「札幌駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「札幌駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

2位:函館駅殺人事件

<あらすじ>
冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。心の支えは、ただ一人、服役中も慕い続けてくれた美人モデルのマリ子。しかし、二人が函館駅で再会を果たそうとしたその時、謎の男の拳銃が火を噴く。男は何者なのか?女の愛は本物なのか?

私の評価4.7

500冊を超える十津川警部シリーズの中でも、上位に入ると言われている名作の一つ。100万ドルの夜景の町を舞台にしたロマンあふれる情景描写も素晴らしい。

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「函館駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部シリーズ「函館駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

1位:西鹿児島駅殺人事件

<あらすじ>
西鹿児島駅行きの寝台特急「明星51号」の車内で刺殺された男性は「あなたを愛しています」と書かれた手紙を持っていた。同じ内容の手紙を謎の女から渡された警視庁の田中刑事も殺されてしまう。桜島の降灰に加え、服役を終えて復讐を企む男が西鹿児島駅を混乱に陥れる。部下を亡くした十津川警部が犯人を追う!

私の評価4.8

わたしが思う駅シリーズの最高傑作。序盤、中盤、終盤のすべてが面白いスキのない作品です。桜島の噴火で火山灰が降り注ぐ鹿児島の町とそこで暮らす人々が実によく描かれた作品です。火山灰で暗かった鹿児島の町が、事件の解決とともに晴れ渡っていくシーンは感動的です。

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「西鹿児島駅殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物
西村京太郎先生の十津川警部「西鹿児島駅殺人事件」の感想レビュー、舞台、登場人物、あらすじについて紹介しています。

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