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「レールを渡る殺意の風」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物

レールを渡る殺意の風小説

初版発行日 2016年11月11日
発行出版社 徳間書店
スタイル 短編集

私の評価 3.5

POINT】
アリバイ崩し、時刻表トリックなど、鉄道推理の醍醐味が堪能できる4作品を収録!
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あらすじ

1.日本海からの殺意の風

短編集「日本海からの殺意の風」に収録。下記を参照↓↓

→「日本海からの殺意の風

2.寝台特急六分間の殺意

恐怖の殺人予告VS十津川警部らの名推理――十津川警部と妻との電話にまぎれ込んだ奇妙な電話は、殺人を相談するショッキングなものだった。キイワードは、6分間、東京駅、午後6時半。数多い列車の中で、条件を満たすのはどれか?そして6分間とは停車時間か?接続時間?おなじみ十津川・亀井コンビの目まぐるしい活動が始まる……。

3.特急「おき3号」殺人事件

短編集「特急「おき3号」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓

→「特急「おき3号」殺人事件

4.カシオペアスイートの客

短編集「十津川捜査班の「決断」」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川捜査班の「決断」

小説に登場した舞台

1.日本海からの殺意の風

短編集「日本海からの殺意の風」に収録。下記を参照↓↓

→「日本海からの殺意の風

2.寝台特急六分間の殺意

  • 警視庁本庁舎(東京都千代田区)
  • 東京駅(東京都千代田区)
  • 浜松駅(静岡県浜松市中区)
  • 寝台特急「あさかぜ1号」
  • 名古屋駅(愛知県名古屋市中村区)
  • 宮島口駅(広島県廿日市市)
  • 岩国駅(山口県岩国市)
  • 下関駅(山口県下関市)
  • 博多駅(福岡県福岡市博多区)

3.特急「おき3号」殺人事件

短編集「特急「おき3号」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓

→「特急「おき3号」殺人事件

4.カシオペアスイートの客

短編集「十津川捜査班の「決断」」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川捜査班の「決断」

登場人物

1.日本海からの殺意の風

短編集「日本海からの殺意の風」に収録。下記を参照↓↓

→「日本海からの殺意の風

2.寝台特急六分間の殺意

  • 十津川省三:
    警視庁捜査一課の警部。主人公。
  • 亀井定雄:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の相棒。
  • 本多時孝:
    警視庁捜査一課長。十津川警部の上司。
  • 十津川直子:
    十津川警部の妻。
  • 中西:
    東京駅の助役。
  • 青木:
    東京駅の助役。
  • 田中:
    寝台特急「あさかぜ1号」の車掌長。
  • 上田直行:
    31歳。新宿でカメラ店を営む。寝台特急「あさかぜ1号」の乗客。
  • 久尾ひとみ:
    25歳。モデル。上田直行の愛人。寝台特急「あさかぜ1号」の乗客。「あさかぜ1号」の車内で死体となって発見された。
  • 広沢圭介:
    寝台特急「あさかぜ1号」の乗客。上田直行の大学時代の同級生。
  • 水野アキ:
    広沢圭介の恋人。上田直行の元恋人。

3.特急「おき3号」殺人事件

短編集「特急「おき3号」殺人事件」に収録。下記を参照↓↓

→「特急「おき3号」殺人事件

4.カシオペアスイートの客

短編集「十津川捜査班の「決断」」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川捜査班の「決断」

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印象に残った名言、名表現

なし。

感想

本作は、4つの作品を収録した短編集である。

それぞれ、寝台特急「出雲」、寝台特急「あさかぜ1号」、特急「おき3号」、寝台特急「カシオペア」と、寝台列車や特急が舞台となっている。

西村京太郎先生だからできる、時刻表トリックが鮮やかに決まる作品である。インターネットの発達した現代では、なかなか時刻表トリックを使った作品は難しい。だから、本作は、ある意味、ミステリーの歴史を学べるとも言える。

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