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「一千万人誘拐計画」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物

一千万人誘拐計画小説

初版発行日 1979年8月10日
発行出版社 立風書房
スタイル 短編集

私の評価 3.5

POINT】
十津川警部の賭け!誘拐犯に仕掛けた罠。真骨頂のサスペンス!表題作をふくむ、西村京太郎の粋を集めた傑作推理小説集!!
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あらすじ、舞台、登場人物

1.一千万人誘拐計画

短編集「十津川刑事の肖像」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川刑事の肖像

2.第二の標的

短編集「十津川刑事の肖像」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川刑事の肖像

3.受験地獄

十津川警部シリーズではないため、割愛。

4.白い殉教者

十津川警部シリーズではないため、割愛。

5.天国に近い死体

十津川警部シリーズではないため、割愛。

感想

本作は、十津川警部シリーズが2作、西村京太郎先生のオリジナル短編が3作収録された短編集である。十津川警部シリーズの2作品については、「十津川刑事の肖像」に記載したので、語ることはない。

ここでは、西村京太郎先生のことばを紹介しておこう。

西村京太郎先生は、以前から、小説のラストシーンと書き出しだけを決めてから、小説を書き出すと語っていたが、本作の「著者のことば」では、小説の書き方の一端を垣間見ることができるのだ。

誘拐というテーマがあって、考えているうちに、一つのシーンが浮かんでくる。誰も考えたことのないような誘拐を思いついた男がいる。その男が、電話をかけてくるが、あまりにもとっぴなので、相手にしない。そんなシーンである。それが書き出しである。そして、ラスト・シーン。ある警部が、ちょっとばかり違法なことをして犯人を罠にかける。事件が解決したとき、「くびを覚悟していますよ」と、キザなことをいう。そのシーンにしたくて書き出したのが、「一千万人誘拐計画」である。

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