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「日本遺産に消えた女」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物

日本遺産に消えた女小説

初版発行日 2018年3月31日
発行出版社 徳間書店
スタイル 短編集

私の評価 3.5

POINT】
日本遺産を舞台に繰り広げられる十津川警部の名推理!
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あらすじ

1.特急「にちりん」の殺意

会社社長・工藤のもとに届いた脅迫状は、「お前を殺してやる」に始まり、日を追うにつれエスカレート。ついには、「26日に死ぬんだ」という殺人予告に変わった。その当日、工藤は故郷の九州へ逃げたが、特急「にちりん」のグリーン車で、毒殺死体となって発見された!

2.青に染まる死体 勝浦温泉

短編集「青に染まる死体 勝浦温泉」に収録。下記を参照↓↓

→「青に染まる死体 勝浦温泉

3.最上川殺人事件

短編集「石狩川殺人事件」に収録。下記を参照↓↓

→「石狩川殺人事件

4.阿波鳴門殺人事件

短編集「十津川警部の逆襲」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川警部の逆襲

小説に登場した舞台

1.特急「にちりん」の殺意

  • 特急「にちりん号」
  • 博多駅(福岡県福岡市博多区)
  • 中津駅(大分県中津市)
  • 別府駅(大分県別府市)
  • 福岡空港(福岡県福岡市博多区)
  • 羽田空港(東京都大田区)

2.青に染まる死体 勝浦温泉

短編集「青に染まる死体 勝浦温泉」に収録。下記を参照↓↓

→「青に染まる死体 勝浦温泉

3.最上川殺人事件

短編集「石狩川殺人事件」に収録。下記を参照↓↓

→「石狩川殺人事件

4.阿波鳴門殺人事件

短編集「十津川警部の逆襲」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川警部の逆襲

登場人物

1.特急「にちりん」の殺意

  • 十津川省三:
    警視庁捜査一課の警部。主人公。
  • 亀井定雄:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の相棒。
  • 西本明:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の部下。
  • 日下淳一:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の部下。
  • 清水新一:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の部下。
  • 原田:
    大分県警の警部。
  • 本田:
    警視庁の警部。
  • 大久保:
    50歳。警視庁の刑事。
  • 高沢めぐみ:
    工藤興業の社長秘書。四谷三丁目のマンションに在住。
  • 工藤良夫:
    42歳。工藤興業の社長。広尾のマンションに在住。大分県中津市出身。特急「にちりん13号」の車内で死体となって発見された。
  • 三田:
    特急「にちりん13号」の車掌。
  • 片山要一郎:
    50歳。倒産した娯楽機器会社の元社長。
  • 佐野勇:
    30歳。工藤興業の元社員。秘書に手を出してクビになった。
  • 本山あや子:
    32歳。工藤興業の元秘書。
  • 平川啓介:
    高沢めぐみの恋人。3月に殺された。
  • 砂田努:
    高沢めぐみの恋人を殺害した容疑で逮捕され服役中の男。
  • 杉本昌一:
    中野のマンションに在住。
  • 野口やよい:
    杉本昌一の恋人。同棲している。
  • 武田秋子:
    高沢めぐみの短大時代の同級生。武田薬局の娘。
  • 平川あかり:
    平川啓介の妹。九州で特急列車の販売係をしている。

2.青に染まる死体 勝浦温泉

短編集「青に染まる死体 勝浦温泉」に収録。下記を参照↓↓

→「青に染まる死体 勝浦温泉

3.最上川殺人事件

短編集「石狩川殺人事件」に収録。下記を参照↓↓

→「石狩川殺人事件

4.阿波鳴門殺人事件

短編集「十津川警部の逆襲」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川警部の逆襲

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感想

本作は、日本遺産にまつわる場所が登場した4つの作品が収録された短編集である。

「特急「にちりん」の殺意」は、その名の通り、特急「にちりん」の車内で起こった殺人事件であるが、真犯人の意外性が秀逸だった。最初に容疑者からはずされるであろう人物が真犯人だったというものだ。

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