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「JR周遊殺人事件」感想レビュー。あらすじ、舞台、登場人物

JR周遊殺人事件小説

初版発行日 1998年11月20日
発行出版社 向陽社
スタイル 短編集

私の評価 3.5

POINT】
JR北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州。全国のJR6社が登場するJR周遊の短編集!
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あらすじ

1.北の果ての殺意(JR北海道)

短編集「幻想と死の信越本線」に収録。下記を参照↓↓

→「幻想と死の信越本線

2.北への列車は殺意を乗せて(JR東日本)

単身赴任で宮城県岩沼市のマンションに住む「セントラル電機仙台支社」の営業課長・工藤良治の自宅マンションで時限爆弾が爆発し、工藤は死亡した。容疑者として浮上したのは、工藤の妻で東京都内に住む杏子と、工藤の不倫相手の新宿クラブのホステス・広川友子だった。どちらが犯人か?

3.イベント列車を狙え(JR東海)

短編集「東海特急殺しのダイヤ」に収録。下記を参照↓↓

→「東海特急殺しのダイヤ

4.日曜日には走らない(JR西日本)

短編集「会津若松からの死の便り」に収録。下記を参照↓↓

→「会津若松からの死の便り

5.恋と復讐の徳島線(JR四国)

短編集「恋と裏切りの山陰本線」に収録。下記を参照↓↓

→「恋と裏切りの山陰本線

6.神話の国の殺人(JR九州)

短編集「十津川警部の休日」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川警部の休日

小説に登場した舞台

1.北の果ての殺意(JR北海道)

短編集「幻想と死の信越本線」に収録。下記を参照↓↓

→「幻想と死の信越本線

2.北への列車は殺意を乗せて(JR東日本)

  • 仙台駅(宮城県仙台市青葉区)

3.イベント列車を狙え(JR東海)

短編集「東海特急殺しのダイヤ」に収録。下記を参照↓↓

→「東海特急殺しのダイヤ

4.日曜日には走らない(JR西日本)

短編集「会津若松からの死の便り」に収録。下記を参照↓↓

→「会津若松からの死の便り

5.恋と復讐の徳島線(JR四国)

短編集「恋と裏切りの山陰本線」に収録。下記を参照↓↓

→「恋と裏切りの山陰本線

6.神話の国の殺人(JR九州)

短編集「十津川警部の休日」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川警部の休日

登場人物

1.北の果ての殺意(JR北海道)

短編集「幻想と死の信越本線」に収録。下記を参照↓↓

→「幻想と死の信越本線

2.北への列車は殺意を乗せて(JR東日本)

  • 十津川省三:
    警視庁捜査一課の警部。主人公。
  • 亀井定雄:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の相棒。
  • 西本明:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の部下。
  • 日下淳一:
    警視庁捜査一課の刑事。十津川警部の部下。
  • 工藤良治:
    40歳。「セントラル電機仙台支社」の営業課長。単身赴任先の岩沼市にある自宅マンションが爆発し、死亡した。
  • 工藤杏子:
    40歳。工藤良治の妻。調布市内のマンションに在住。
  • 本田:
    宮城県警の刑事。
  • 岩下:
    宮城県警の刑事。
  • 原田:
    宮城県警の警部。
  • 白井:
    「セントラル電機仙台支社」の営業部長。
  • 広川友子:
    39歳。新宿のクラブ「リベラ」のホステス。工藤良治の不倫相手。
  • 橋本重太郎:
    仙台市内にある電気店の店主。
  • 秋山:
    建設会社に勤務。広川友子の馴染客。
  • 小林康夫:
    55歳。新宿西口に事務所をかまえる私立探偵。元警察官。

3.イベント列車を狙え(JR東海)

短編集「東海特急殺しのダイヤ」に収録。下記を参照↓↓

→「東海特急殺しのダイヤ

4.日曜日には走らない(JR西日本)

短編集「会津若松からの死の便り」に収録。下記を参照↓↓

→「会津若松からの死の便り

5.恋と復讐の徳島線(JR四国)

短編集「恋と裏切りの山陰本線」に収録。下記を参照↓↓

→「恋と裏切りの山陰本線

6.神話の国の殺人(JR九州)

短編集「十津川警部の休日」に収録。下記を参照↓↓

→「十津川警部の休日

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印象に残った名言、名表現

なし。

感想

本作は、JR北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州が登場する6つの作品を収録した短編集である。

十津川警部シリーズは、トラベルミステリーの旗頭として、日本全国津々浦々の場所が登場する。と同時に、トレインミステリーの第一人者でもあるので、日本全国の路線や特急が多数登場する。

だからこそ、こうした日本全国のJRが登場する作品をピックアップしてまとめた短編集ができるのである。

作品自体は、他の短編集にも登場した作品から抜粋したものなので、十津川警部シリーズの多くを読んだことがある読者にとっては、既読の作品も多いだろう。

だから、本作は、十津川警部シリーズをあまり読んだことがない、入門読者のための作品だといえよう。

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